いきなり建てる、小屋作り。
いつか小屋を建てたい、とずっと思ってきて、ついにそのチャンスがやってきました。
建てる場所は、田んぼの脇。ハーベスター(下写真・左に写る大きめの機械。刈った稲を脱穀するもの)を雨ざらしにするのを避けるため、格納庫を建てることになったのです(もちろん地主さんに了解を得た上での小屋建設です)。
高さも幅も奥行きもけっこう大きい機械です。格納する小屋もそれなりの大きさ、高さで建てねばなりません。さあどうしようか。
参考にしたというか、好きで読んでて、結果、小屋を作る際におおいに役立ったのがこの本です。
山林の土地を買い2×4工法で小屋を建てて暮らすその日々の出来事や思索が綴られていてとても面白い本なのですが、
- パネルをつなぐことで強度を出すのが2×4工法であること
- この本の著者はたった1人で小屋を建てた
- 建てる際の大まかなプロセス
を読んだことで、「じゃあ実際にどこからどんな風に、細かく段取ったり図面を書いたりしたらいいのか?」という点は置いておいて、よっしゃ建ててみよう!と取り組めたのがよかったです。
なお、細かい点については、この2冊がとても役立ちました。
小屋大全 夢の手作り小屋を実現しよう! ~小屋作りの実例と超実践的ノウハウ集~
- 作者: 西野弘章
- 出版社/メーカー: 山と渓谷社
- 発売日: 2017/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これらの本を読み込みつつ、えいやッと建て始めた模様がこちらです。
2×4はパネルが命。今回はここまで。屋根やら外装やら扉やらは次週以降に。 #DIY #小屋作り
大人2人で2日間でできたのはここまで。
- 基礎をつくる
- パネルをはる骨組みをつくる
- パネルをはる
ふつうの小屋とは異なり、ハーベスターのキャタピラーを出し入れするため、
- 床を設けない
- 壁は4面ではなく3面のみ
という条件での小屋作りなのですが、そんな事例はどの本にも書いておらず、強度が心配でした。でもこの後の屋根をつける作業を進めるうちに、どんどんがっしりしていき、これなら大丈夫かなと思えるように。
ぐぐっと進んだよ。完成は来年に持ち越しです。 #DIY #小屋作り
あの屋根で自由に動くにゃあやっぱ足袋だろ。というわけでコメリで急遽、買ってきた。 #DIY #小屋作り
ついに屋根を、ガリバリウム鋼板の屋根をはったよ。 #DIY #小屋作り
扉をつけたり、屋根のまわりに雨よけをつけたりとまだまだ作業は残りますが、えいやッと始めて正味5日程度でここまでできました。
作るうち、これくらいの大きさなら、寝泊まりできる建物もそう苦労せずに作れるかも、いつか作ってみたいぞと思うようになりました。でもそれにはもちろん土地が必要なんだよなー。