おかしみ日記

おかしみは、スパイス。

ブログは頑張っている人の足元を照らす光であれ。

なーんて、大げさなことを思ったのでシェアしたいと思います。

 

ことの発端は、ずいぶん前に職場の同僚から聞いた「友だちが新潟でパン屋を開こうとしてるんです」というお話。僕が新潟市出身であることを知っていて、彼女はそんな話を教えてくれたのでした。へーそうなんだと思ったまま、そのことはすっかり忘れていました。

 

そして今月。ふたたび、彼女が教えてくれたのです。「あのパン屋さん、ついにオープンしたんです。Instagramもやってるんで応援してください〜!\(^o^)/」(※顔文字はイメージ)。へー、本当に開いたんだ、すごいな、応援したいな、と思った僕はさっそくそのお店のInstagramをフォローし、Facebookでもシェアしました。すると、同じく新潟市出身で東京で働いている友人が、「そこ、以前もパン屋さんだったのにつぶれちゃって残念だったところ。またパン屋さんができるなんて嬉しい、帰省したら絶対行く!」と、いいねと共にコメントしてくれました。なるほど、そんな背景をもつお店なのか、これはますます行ってみたい、俺も帰省した際はぜひ行くぞと思ったのでした。

 

と、ここまでがこの話の背景です。ここで、また別の文脈が。

 

この週末、ずいぶん久しぶりにブログを更新したところ、星をつけてくださる方がいて、嬉しくなりました。更新したばかりの記事だけでなく、過去の記事にも星が。よく見るとそれは2014年の年末、帰省した際に書いた「冬の新潟市案内」の記事でした。星をつけてくださった方のIDからブログを辿って拝見したところ、どうやら新潟市在住の方のようです…。ん? おおっ!

 

そのパン屋さんに行った記事がアップされているではありませんか!なんという偶然。

 

さっそく、同僚に「パン屋さん、ブログに書かれているよ」とリンクとともにLINEでメッセージ。おそらく、そのパン屋を開いた友だちにもそのブログ記事を伝えたのでしょう。ほどなく彼女から「(店主が)めちゃくちゃ喜んでます!」と返事が。

 

まだ会ったことはないけれど、その店主が喜ぶ姿を想像すると何だかじわじわとあたたかいものがこみ上げました。開業して間もない新米のパン屋さんが奮闘している。そこに、お店を訪ねたお客さんの生の声が届いたのです。その率直な感想はきっと店主を励ましたのではないだろうか?大げさかもしれないけれど、ブログを書くことは、どこかで誰かを励ますことにつながっていると言えます。僕はそのことについて、いいなあと思いました。

 

偶然が重なり、たまたま、こんな経験をしたのですが、ブログを書く人が増えている今、こういう偶然がそこかしこで起きていてもおかしくありません。誰かの書いたささやかな、あるいは気合いのこもったブログが、今日もどこかで頑張っている誰かを励ましているのかも。そんなことを思ったのでした。

 

それにしても、そのパン屋さん、早く行ってみたい。6/7(6月7日)というパン屋らしからぬ変わった店名は、店主の誕生日だそうです。Instagramはこちら。

6/7 (@rokugatsunanoka) • Instagram photos and videos

 

 

パン屋さんを訪ねた話はこちらのブログです。

【新潟ぱん】「6/7(ロクガツナノカ)」さんのパン。 - まどぎわメモリー

 

 おまけ。今回の偶然のきっかけとなった、僕が以前書いたブログはこちら。

 冬の新潟市内を歩く。2014年・年末 - おかしみ日記