より安全なお米まであと一歩!
古いやり方がなかなかやめられない。カメムシ対策の農薬散布もその一つ。死ぬのはミツバチだけではありません。ネオニコ系の農薬が人の体にも影響を与えていることが最近の研究で明らかになっているそうです。しかも、それは散布量の多い日本だから実証できたということ。
欧米はミツバチへの影響が分かった時点で農薬にNOと言える規制が検討されてきたのに対し、日本は規制されるどころかゆるめられてきたそうです。ネオニコ系農薬が人体に与える影響は、身近な田んぼで大量にまかれる日本だからこそ検証されている。驚きすぎて屁が出たよ。
そんな農薬をまく理由も、詳しく知れば根拠がないというのだからこれまた驚きます。
カメムシが穂について吸うと米粒が黒くなってしまう。その黒い粒の含まれる量でお米の等級が左右され、買取価格が大きく変わってしまうのだそうです。でも、その等級の決め方にも、等級そのものにも今では意味がないと言っていいのです。だって、黒いお米は収穫後に専用の機械にかけて簡単に取り除くことができるのだから。
それに、カメムシに吸われて黒くなったからと言って、お米の味に何ら影響はないのです。単純に、見た目の問題なのね。
根拠の極めて非合理な等級という制度と、ネオニコ系農薬の慣習的な大量散布を改めること。
農薬をやめて!とヒステリックに叫びたいんじゃないんです。時代にそぐわない制度を直し、環境にも人にもいい状態でお米が食べられるようになるといい。そう願ってやみません。
願ってるだけでは変わらないから、グリーンピースさんの署名に参加してみたよ。あなたも何か感じたら、少しだけ詳しく知ってほしい。そして署名に参加してほしい。
グリーンピースの署名参加はこちらから。ぜひ!