おかしみ日記

おかしみは、スパイス。

1266067117**[日記]ゆっくりと、書く時間をもつ。

●ゆっくりと、文章を書きたくなった。なんでもいいから文章を書きたくなった。それをそのままアップしてしまいたくなった。あなたにとって読む価値のない文章かもしれないけれど、ぼくはそれを書きたいと思った。それができるのがネットだしブログだ。意味のないもの、無駄なもの。そうかもしれなけれど、ぼくにとっては必要なものだ。それは今のぼくに必要なだけでなく、未来のじぶんにとっても必要なものかもしれない。読者は、あなただけでなく、未来のぼく(ら)でもあるわけだから。

●あとはメモ書き的に、書きなぐります。

●今日は坂本龍一さんと津田大介さんの対談をUSTREAMで聴いた。坂本さんのラジオ番組に津田さんがゲストで出演したわけだが、収録の生放送を4000人もの人たちがネット上で見ていた。面白いのは、今日ぼくらが見れたのは収録そのものであって、今日収録されたものが実際に番組として放送されるのは3月に入ってからだという点だ。その際は適度な長さに編集されて、今日聞けたものよりも短くなっているかもしれない。twitterで収録の日時を知り、指定されたURLにアクセスすると、家にいながらにして(あるいはiPhoneで)生の番組収録が音声と映像(動画)で楽しめる。そんなことが実現できる世の中になったのだ。これを楽しまない手はないと思う。

●日増しに、twitterにかける時間が多くなっている。そして、読書にかける時間が明らかに減っている。いちばん大きいのは通勤時間。毎日、朝と夜の片道20分ずつの読書タイムが、twitterのタイムラインを追いかける時間になっている。面白いと感じるときにのめり込んでおこうと決めてはいるものの、本を読まないのはいかがなものか。新しいテクノロジーと付き合うときは時間の使い方を大きく変えてみる、というのは大事なことだと思ってはいるのだけれど。これについてはもう少し様子見しようと思っている。

twitterをやっていると、ブログみたいに長い文章を好きなだけ書けるメディアが恋しくなるから不思議だ。twitterが「今この瞬間」を凝縮した、あっという間に流れていく激流だとすると、ブログはその流れから離れて休める場所というか。ほっとひと息ついて何かを考えたいときに向いているというか。どっちがいい悪いという話ではなく、今いまはそういう感覚でとらえている、そんな感じ。

●とりとめのない話を書いているうちに、もっとちゃんと書かなくては、という気になってきた。でも、こんな文章ものせておく。とっておく。無駄なものをもっと増やしていく生き方をしたい。そうしていつか、「無駄のない人生なんてつまんないじゃない」と雄弁に語れるおじいちゃんになりたい。